弁護士コラム

2013.11.19

裁判離婚

裁判離婚とは、夫婦間の話し合いによる協議離婚、家庭裁判所による調停離婚によって離婚が成立しない場合に、離婚を求める側が家庭裁判所に離婚訴訟を起こし、判決によって成立させる離婚のことです。裁判離婚の場合、夫婦どちらか一方が離婚に合意しなくとも、裁判で離婚を認める判決となれば、法的強制力によって離婚をすることができます。

 裁判離婚は、協議離婚や調停離婚の場合とは異なり、裁判を行うため、法律の専門知識や技術が必要となります。したがって、裁判離婚を行うのであれば、初期の段階から離婚につき弁護士に依頼することをお勧めします。
 また、裁判離婚には、裁判費用だけでなく時間や労力がかかること、自らの望み通りの判決が出るとは限らないことを覚悟しておく必要があります。裁判期間は早くて1年~1年半程度、長い場合は3年程度かかることもあります。

まずは、協議の時点から弁護士に相談し、協議や調停で離婚の合意ができそうな事案であるかどうかの見通し、裁判になった場合に勝訴判決がとれるかどうかの見通し、時間的な見通しなど、先々の見通しをしっかり立ててから手法を弁護士と相談しましょう。

離婚についてお悩みの福岡市、那珂川町、春日市、大野城市、太宰府市などの方は、お気軽に菰田法律事務所までご相談ください。

投稿者: Nexill&Partners Group

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