熟年離婚とは、一般的に、結婚してから20年以上経過した夫婦が離婚することをいいます。年金分割制度の創設に伴い、近年熟年離婚の件数は急増しています。
熟年離婚において特に注意しなければいけないのは、離婚後の生活を安心して暮らせるか、とりわけ、経済的生活基盤を確保できるかということです。まずは、現在の生活と離婚後の生活との違いを考え、収入や生活費はどれぐらい変化するか、どれぐらいの変化まで譲歩できるかなど具体的に考えてみましょう。その上で、年金分割や財産分与制度の利用など、どのようにして生活基盤を確保するかなどを考える必要があります。
安心して離婚後の生活を営むためには、なるべく多くの離婚給付を受けられるかどうかが鍵となります。そのためには、相手方の財産の把握など様々な準備が必要ですので、一度弁護士に相談することをおすすめします。
離婚でお悩みの福岡市、那珂川町、春日市、大野城市、太宰府市などの方は、お気軽に菰田法律事務所までご相談ください。